2016.11.22
中国広州鉄路局「日式服務研修」無事終了いたしました。
広州鉄路局 新幹線乗務員、VIP接遇担当社員80人を対象に中国広州鉄路局訓練部において2日間の「日式服務研修」を実施しました。
日本の新幹線のサービスを含め、利用者の立場にたったきめ細やかなサービスを紹介しました。
実践編では、目配り気配りを行動化する方法など実践にすぐ活かせるノウハウを、ロールプレイ方式でお伝えしました。
サービスに対する意識改革が必要との声が幾度もきかれ、経済発展に伴う第三次産業の発展を感じた二日間でした。
非常に意識の高い受講者の皆さん
より実践的な知識、技量をお伝えしました。すぐに使える、目標設定できると好評でした。
経済発展に伴い、海外との接点が多くなるにつれ、サービスへの意識は変わりつつあります。
特に日本旅行で、日本のおもてなしを経験した方々が自国でも同じようなサービスを期待する傾向は強いようです。
新幹線の清掃「7分間の奇跡」の視聴の際は、驚きの声があがっていました。
どのような職業であってもプロフェッショナル意識をもって遂行することが心の琴線に触れたようです。
■ 講師紹介
愛甲 香織 アイコウ カオリ
株式会社ワンストップ・イノベーション
マネジメント ディレクター
客室乗務員として29年間のキャリアの中で30万人以上のお客様と出会い、7か国3000人以上の人材育成の経験があります。2007年から3年半、中国上海へ赴任となり、中国人社員の育成、人事労務管理を担当し、2012年退職後は日本、中国、台湾で教育事業を行っています。海外では接遇マナーの普及、国内ではインバウンド対応人材の育成に力を注いでいます。「文化や言葉の壁を越えて一歩前へ」をテーマに、日本人スタッフ向け、外国人スタッフ向けに様々なカリキュラムを提供させていただいています。実体験に基づいた実践的な内容ですので、物販、宿泊、飲食、医療の現場で、すぐにご活用いただけます。2020年のオリンピックその後を見据え、様々な受け入れ環境の整備が行われています。どんなにハードが整ってもそれを動かすのは人です。感動品質のサービスで海外からのお客様をお迎えする人材の育成は急務です。